ピルの知識と予防:カテゴリー

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◆ピルを他の薬と一緒に飲む場合

ピルを他の薬と一緒に飲んで大丈夫?
胃薬や便秘薬、頭痛薬,風邪薬など、ふだん飲むことの多いほとんどの薬はピルといっしょにのんでも良い。但し、抗生物質のなかには同時にのむとピルの避妊効果を下げるものがありますし、副腎皮質ホルモンや坑うつ剤などのなかには、ピルとの併用で薬の作用が強く出てしまうものもあります。医師や薬剤師には、ピルをのんでいることをはっきり伝えましょう。


結論から言えば、ピルや子宮外避妊器具(IUD)はSTDを予防する方法にはならず、最も強力な武器はセックスをしないか、男性あるいは女性側に装着するコンドームを使用する以外にはないと言うことになる。しかし、コンドームの問題点は、ピルやIUDほどには避妊効果に信頼がおけないということである
その意味からも我が国のように、コンドームで避妊もSTD予防もできるという考えはこの際改めなければならないでしょう。



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◆ピルが使えない人はどうしますか?

ピルを使えない人っている?
35歳以上でたばこを1日15本以上吸う人がピルをのむと、心臓発作や脳卒中を起こすリスクが高くなるというデータがあるので、本数を減らすことのできない人は避けたほうがよいでしょう。
それ以外では、妊娠中、授乳中、過去に血栓症を起こしたことのある人、原因不明の不正出血がある人、現在子宮ガン、乳がんにかかってる人など。飲んではいけない人はごく限られています。


■ピルを飲んではいけない人(厚生労働省がまとめたデーターを抜粋9
 1.以前にピルを飲んで、過敏症を起こしたことがある。
 2.エストロゲンに関係があるガン、乳ガン、子宮体ガン、子宮頸ガンや子宮筋腫がある、およびその疑いがある。
 3.医師が診断して、原因がわかっていない性器からの出血がある。
 4.血栓症静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患にかかっている、以前これらの病気にかかったことがある。
 5.35歳以上で、1日15本以上タバコを吸う。
 6.血栓症の素因がある。
 7.抗リン脂質抗体症候群である。
 8.大きな手術を4週間以内に予定している、手術後2週間以内、産後4週間以内、長期間安静の状態である。
 9.肝臓に重症な障害がある。
 10.肝腫瘍がある。
 11.脂質の代謝異常がある。
 12.高血圧の症状がある。(ただし、軽度の高血圧症は除く)
 13.耳硬化症がある
 14.妊娠中に黄疸(おうだん)、持続性そう痒(よう)症がある、または、妊娠ヘルペスを起こしたことがある。
 15.妊婦、または、妊娠している可能性がある。
 16.授乳をしている。
 17.思春期になる前である。
 18.偏頭痛があり、偏頭痛の前に光に敏感になったり、星のような光が見えるなどの前兆がある。
 19.肺高血圧症又は心房細動を合併する心臓弁膜症がある。
 20.以前に亜急性細菌性心内膜炎を起こしたことのある心臓弁膜症がある。
 21.血管病変を起こしている糖尿病がある。

 ピルを飲むときに慎重な判断を必要とする人
 1.40歳以上である。
 2.乳ガンになった家族がいる、または、乳房に結節がある。
 3.タバコを吸っている。
 4.肥満である。
 5.血栓症になった家族がいる。
 6.軽度の高血圧症である。
 7.耐糖能の低下がある。
 8.ポルフィリン症である。
 9.肝障害がある。
 10.心疾患、腎疾患がある、または、以前これらの症状を起こしたことがある。
 11.てんかんがある。
 12.テタニーがある。
 13.前兆のない偏頭痛がある。
 14.心臓弁膜症である。


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◆ピルをのみ忘れた場合

ピルをのみ忘れたらどうなりますか?
のみ忘れない本来の服用時間から12時間以内の遅れならばセーフです。もし飲み忘れに気付いたら、1錠目の錠剤を思い出したときにすぐ服用します。残りの錠剤は通常の服用時刻に飲み続けて下さい。1日に2錠飲むことになるかもしれません。
12時間以内であれば、ピルの避妊効果は持続します。

低用量ピルは、副作用を減らす為に避妊効果がでるぎりぎりまでホルモン量を少なくした薬なので毎日忘れずキチンとのむことが大切です。特に注意したいのが、そのサイクルののみ始めの1週間休薬期間中は、卵巣が目覚めて既に排卵の準備が進んでいる為、休薬期間明けのこの時期にのみわすれると,排卵してしまう可能性が高いからです。

24時間の遅れの場合本来の服用時間から24時間以上の遅れで気付いたときは、まず気づいたときに1錠目と2錠目の錠剤計2錠を服用します。次の日の朝にその曜日の錠剤を服用します。さらにその日の本来の服用時間にもう1錠服用します。この1錠には21日目の錠剤を使います。2日間2錠ずつ服用し、3日目からは通常通り服用します。このようなケースでは、14日間、コンドーム等の他の避妊手段を取る必要があります。このケースは妊娠の可能性が高くなるので注意してください。
48時間以上あいてしまった場合は、その周期はのむのを止めて、つぎの生理または他の方法で避妊しましょう。消退出血がおこったら、新しいシートで再びのみはじめます。


*ピルは、万能の避妊薬ではありませんことを理解しておいてくださいね。


◆ピルの正しい飲み方

ピルは、どうやってのむの?
・1日1錠、いつもほぼ同じ時間にのむようにします。
(21日間のんで7日休む)という28日間がひとつのサイクル。休みに入ってから、だいたい3日後くらいに出血(みせかけの生理=消退出血)が起こります。

・出血は数日で終わる人が多いですが,次の薬のサイクルは、出血が終わらなくても29日目からスタートします。なお、ピルには1サイクル分が21錠のタイプと、のみわすれを防ぐ為にプラセボ(休薬期間用のホルモンの入っていない偽薬)が7錠ついた28錠のタイプがあります。また、21日間すべて同量のホルモンが入った(1相性)と、女性の自然なホルモン分泌パターンにあわせて3段階に量が変えてある(3相性)があります。

予定にあわせて生理をずらす方法は?
21日間のみ続け、約3日後に消出血がはじまるというピルのサイクルを利用すれば,旅行や大切な予定と出血をずらすことができます.サンデースタートと言って、生理開始後の最初の日曜日からのみ始める事で、週末に消退出血がおこらないようにする飲み方も必要です。
ただし、この方法では、即日の避妊効果は期待できない為避妊を目的としている場合、のみ始めの7日間は、他の避妊方を併用する必要があります。

ピルの服用やめればすぐ妊娠できる?
ピルをのんでいるために不妊になることはありません。実際に,ピルをのんでいても休薬期間中にはうたた寝状態だった卵巣が目覚め,既に排卵の準備をすすめているのです。休薬明けにのみ忘れると妊娠する可能性があるのは、そのため。ピルをのむのをやめてから、はやければ翌月、遅くとも3カ月後には妊娠できる状態にもどります。


*ピルは、万能の避妊薬ではありませんのでご注意してください。



◆ピルを飲めばコンドームはしなくていい?

ピルを飲めばコンドームはしなくていい?
クラミジア、HIVなど、セックスによって感染する性感染症(STD)を防ぐにはコンドームが必要です。お互い感染していないことが明らかな決まったパートナーどうしのセックスなら、ピルだけでも大丈夫ですが、相手が別の人とセックスをしていないといいきれないときは、コンドームを併用したほうがいいでしょう。避妊はピルでSTDの予防はコンドームでするのが、世界の常識とされています。


*ピルもコンドームも避妊における万能製品ではありませんので、パートナーと協力しなが正しい使い方をして性生活をエンジョイしてください。


◆ピルの役割と効果

ピルを飲むとどんないいことがある?
経口避妊薬ピルの一番の働きは、確実な避妊ができることで先進国の女性が使用するようになりました。

ピルの役割と効果については、
@精子の侵入を防ぐ
A排卵を抑えて受精できなくする、
B子宮内膜を増殖させないため、たとえ受精しても着床できない。この3つの作用の相乗効果によって、ほぼ100%確実に妊娠を防げるのです。

ピルの効果最近はピルを避妊以外の目的で処方することも多くなりました。おもな症状として、子宮内膜症、生理痛、過多月経、不規則な生理の周期、生理前の諸症状 [月経前症候群(いらいら、便秘、下腹痛、ニキビなど)] などがあげられます。
生理にまつわるさまざまなトラブルは、2つの女性ホルモンが短期間のうちに劇的に変化する為に起きるもの。ピルを飲むと、体内のホルモン量がいつもほぼ一定になるため、トラブルが解消されるのです。実際にピルをのんでいる人へのアンケートでも、避妊だけが目的の人が約4割なのに対して、それ以外は、生理不順や生理痛、過多月経の緩和などの(副作用)を期待してのんでいる、という結果が出ています。 

・ 一番重要な副作用は血栓症(エコノミー症候群など)です。卵胞ホルモンには血液を固まらせる作用があるため血の固まりが出来やすくなります。
・ 悪心、不正出血、乳房の張りなど3割のかたに見られます。しかしそのほとんどは3ヶ月内服を続けるとおさまってきます。

副作用は大丈夫? 太る心配は?
不安の声が多い副作用ですが、実際にピルを服用した人の内、副作用があらわれたのは、わずか10人に1人程度。しかも、回答が多かった不正出血、吐き気などは、のみつづけることによって解消されるもので、血栓症などの深刻な副作用は1件も起こっていません。ちなみにピル=太ると思っている人もいるようですが,体重がふえた人は1%未満にとどまっており、心配しなくてもいいといえるでしょう。


*ピルは性感染予防には100%が可能ではありません。



◆経口避妊薬ピルとは

ピルとは,
ピルとは,生理のリズムをつかさどる2つの女性ホルモン(卵胞ホルモン<エストロゲン>と黄体ホルモン<プロゲステロン>)が入った薬です。これらのホルモンは卵巣でつくられるのとほぼ同じもので、ごく少量飲むことで妊娠を防いだり、生理に伴う様々なトラブルを改善するなどの効果があります。 日本でも1999年から、ホルモン量が少なく副作用も少ない(低用量ピル)が使えるようになりました。

米国の実例からもピルは未成年者に多様されるが未成年者は 経済的にも生活スタイルからも毎日服用したり、 同じ時間に服用する事は困難である。 ピルを普通に服用していても5%が妊娠するとされるが未成年者の 場合妊娠率ははるかに上回ると考えられる。 また、未成年者はほとんど未婚者のため、 妊娠した場合、中絶手術を受ける結果にになることが多い。 米国のデーターはそれを実証している。
  (米国における妊娠中絶件数 1975ー1992の資料より)
すなわち、ピル解禁前も後も毎年、ほぼ同じ中絶件数であり、 決して、中絶件数は減っていないのが現実です。


ピルの入手方法

低用量ピルの入手方法】
診察が必要ですピルは医師の処方がないと薬局に行っても買えません。産婦人科の医師でなくても、処方は可能ですが、一般的には産婦人科で処方してもらいます。現実問題として産婦人科医以外で、低用量ピルの処方をしている医師はほとんどいません。
問診と血圧測定を受けてピルが適しているかどうかのチェックを受けます。

また、必要に応じて肝機能検査、子宮ガン検診などが追加される場合があります。病院によっては行う検査項目は違うようです。低容量ピルは健康保険がきかないので、1か月分の薬代が2000円〜3000円程度、それに診察代が加算されます。1回の診察で、数か月分をまとめてもらうことも可能です。



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