032コンドームの知識と予防:カテゴリー

◆コンドームの歴史


コンドームの歴史動物(ヤギ、ブタ)の盲腸、膀胱が使用されていたようです。しかし、現在の避妊具や性病予防具としてではなく、熱帯病や昆虫類の咬傷から陰茎を守る為、サック状の筒を装着したのがコンドームの起源と言われています。



性病予防イタリアの解剖学者ファロピウスが性病予防の目的でリネン鞘(sheath)を用いて亀頭に巻きつける方法を著書に記しています。



フランスのコンドム地方でヤギの盲腸が使用されていたようです。また、イギリスの産婦人科医のコントン先生が魚の浮き袋からヒントを得て絹の亀頭帽を開発、ご主人が愛妾に妊娠させるのを見かねて献上したとの説があります。


コンドームゴム製のコンドームが登場します。米国のグッドイヤーや英国のバンコックがゴム技術を発達させたことで、ゴム製コンドームの原型が出来たようです。この頃江戸時代である日本では、性具として鼈甲や水牛の角、革製の甲型などが使用されていました。日本では「四つ目屋」という型録(カタログ)に、「懐妊せぬ道具用型」とのものがありました。恐らくは絹の亀頭帽の様なものだったと思われます。

■1909年(明治42年)
国産初のコンドーム、「ハート美人」が発売されました。この頃は性病予防が目的であった為、性感が失われるのはやむを得ない、という考え方が一般的でした。


■1950年頃
1950年頃(昭和25年頃) 1948年に公布された※優生保護法により、受胎調整運動が推進され、避妊具としての需要が高まりました。

■1979年頃
1979年(昭和54年) 世界で初めてエイズウィルスが発見されました。

■1981年(昭和56年) 日本人のエイズ患者第1号が報告されました。
■1986年(昭和61年) 唯一のAIDS予防具として、コンドームの世界的需要が高まりました
■1996年(平成8年) コンドームにおいてもJIS(日本工業規格)とISO(国際標準化機構)とを整合させる要求が起こりました。

エイズ予防現代でこそ、コンドームは避妊、性病予防として認知されていますが、始まりは性病予防でした。ゴムであるから、多少性感が損なわれるのは仕方がないという考え方から50年近くは観念的には全く進歩がなかったと言えます。
また、コンドームは製品的にも内容が良くなってきたのが1950年代からですので、現代のような形になってからはまだ日が浅いのですね。

■現在の日本では
日本人は月当たり45万グロス(1グロスは144個)のコンドームを使用しています。言い換えれば、年間7億8千万回を上回る性行為をコンドームで避妊しており、もしコンドームの端々をつなぐと、地球を4週する計算になります。ところが、ここ10年コンドームの消費量は全盛期の約6割にまで落ち込んでいます。
それに呼応するように性感染症(STD)の感染報告例は増加の一途をたどっています。


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女性コンドームの正しい付け方

女性用コンドームの方がSTD予防には適しているといわれています。女性コンドームは、避妊やSTDの予防を男性任せにするのではなく、女性が自ら主体的に行おうという目的で開発されました。
女性の膣内に入れて使いますが、男性用のコンドームよりも大きく、外陰部と膣内をすっかり覆います。男性との接触面が少なくなるので、STDの予防により効果があるようです。

また、勃起に関係なく、いつでもつけられるメリットもあります。 ※男性用コンドームとは併用しないでください。同時に使用するとこすれ合うことにより、よじれが生じ、両方とも正しい位置からずれてしまいます。
女性用コンドームを広げ、外リンクを上にして中に入つている内リンクを底部に移動させます。
次に内リンクを外側から持ち、外リングが下になるように垂らします。(左図参照)
人差し指が内リンクの先端にくるように添え、親指と中指でおさえ、3本の指で内リンクを細長くした状態にします。
女性用コンド−ムを持った手の平を上に向け、もう一方の手で膣の入口を広げます。内リンクを細長くした状態のまま、膣内へゆっくりと挿入します。
内リンクが大部分(約80%)挿入できたら、人差し指をいったん膣の外に出します。今度は人差し指を女性用コンドームの内側から入れて、内リンクを後方に向かって膣の奥まで押し込みます。この時、人差し指はほぼ完全(第3関節まで)に膣内に挿入されるはずです。外リンクは腱入口周辺をおおうように、腹の外で広げておきます。
性交渉時には男性器が女性用コンドームの内側に挿入されていることを確認してください。性交渉後は精液がこぽれないよう注意深く引き出し、トイレには流さず、ゴミ箱に捨てます。


フェミドーム(女性向け避妊用コンドーム)「フェミドーム(女性向け避妊用コンドーム)」は、長さ1700mm、幅80mmで膣の内側にゆるやかにフィットする、両側にリングのついた袋状の女性向け避妊用コンドームです。潤滑剤が塗布されたポリウレタン製。単回使用。








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コンドームの使用上の注意

使用上の注意
1.コンドームの使用は、1個につき1回限りです。その都度、新しいコンドームをご使用ください。

2.コンドームには爪や歯、その他硬いものに強く触れないようにしてください。
その時のキズが使用中破れの原因となります。

3.天然ゴムラテックスを素材にしているコンドームの使用で、かゆみ、発赤、じんましん、むくみ、発熱、呼吸困難、喘息様症状、血圧低下、ショックなどのアレルギー性症状をまれに起こすことがあります。このような症状を起こした場合には、直ちに使用を中止し、医師に相談してください。

4.コンドームは男性のペニスに装着し、女性の膣内に挿入する性行為に適用するよう設計されています。これ以外の使用は破れる危険があります。

5.エイズを含む性感染症は、接触感染ですのでコンドームは必ず性器接触の前に装着してください。精子は射精時のみならず、射精前後でも流出します。
引き続き性行為を行うときは、特にご注意ください。

6.膣内に挿入する坐剤、外部性器に塗布する軟膏などの医薬品やベビーオイル、マーガリン、ローション、ハンドクリームなどと接触すると、コンドームが劣化し、破れる危険があります。
コンドームの使用時には、これらと接触しないよう注意してください。

7.使用期限を過ぎたコンドームは破れの危険がありますので、使用しないでください。

(注意)下記の場所に保管しないでください。
a) 直射日光のあたる場所
b) 高温多湿の場所
c) 防虫剤などの揮発性物質のある場所


購入時の包装に入れたまま保管し、その都度、取り出してください。
個別包装のまま携帯しないでください。


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男性コンドームの正しいつけ方

【コンドームの正しいつけ方】
コンドームは、避妊と性感染症(STD)予防を目的とした医療用具です。コンドームは粘膜に精液や膣分泌液が接触することを防ぐだけでなく、セックスの時に性器の粘膜に小さな傷ができることを防ぐことで性感染を予防します。
コンドームなしでのセックスでは、性感染症の感染の危険度が非常に増加します。性感染症の予防には、コンドームに対する正しい知識を身につけ、正しい使用方法を実践することにより、自分自身だけでなくパートナーへの感染も防ぐことが大切です。

■ 男性用コンドームの正しいつけ方

注意!射精の前後にも精液は出ている

コンドームは、ペニスがパートナーの性器に接触する前に、勃起状態で装着してください。相手の性器への接触前から装着していないと、避妊や性感染予防の効果が得られません。
何故ならば、精子は射精時だけでなく、射精前後にも微量ですがペニスから流れ出ているからです。

コンドームの使い方
コンドームを傷つけないように袋から出す
包装の袋を開けるときは、コンドームを片方の端に寄せ、反対側の端を指で破ります。その際に袋を開けた切れ端の部分は完全に袋から切り離してください。中途半端に残すとコンドームを出すときに傷めることがあります。

*ステップ1 表裏を確認してから表面を上にして亀頭の上に置きます。その際に、コンドーム先端の精液だまり部分を軽くおさえて空気を抜いてください。空気が入ったまま装着すると、使用中に破れる危険性があります。

*ステップ2 コンドームには裏表がありますのでよく確かめます。
コンドームを扱う際は清潔な手で行い、爪などで傷つけないように注意してください。暗い部屋では表裏を間違えることがあるので、コンドームの端を触っただけで表裏がわかるように練習しておくと安心です。

*ステップ3 コンドームを根元までゆっくりおろす
つける前に勃起したペニスの皮を下方向に根元まで引っ張り下げます。毛を巻き込まないように注意して、コンドームをゆっくり両手の指でペニスの途中までおろします。根元に余っている皮にはコンドームをかぶせないでください。

*ステップ4 射精したらすぐにはずす
射精したら、すみやかにコンドームの根元を押さえながら、精液が漏れないように膣、肛門からペニスをゆっくり抜いてください。

*ステップ5 使用後のコンドームは再使用しない
使用したコンドームは水洗トイレに流さず、生ゴミとして処理してください。

破損、脱落時の注意

コンドームはゴム製品であり、破れたりはずれたりすることが起こります。その際には、お互いの体に付いたパートナーの体液を速やかに洗い流すことが必要です。

※ ペニスを挿入していた男性はペニスを洗うと共に、排尿します。
※ ペニスを膣内に挿入されていた女性は速やかに立ち上がり体液を排出し、ビデで膣内を洗浄します。
※ 口腔内に射精を受けた場合は速やかに精液を出しうがいをします。
※ 直腸内に射精を受けた場合は速やかに浣腸、もしくは排便します。


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コンドームの使用がもっとも簡単・安全な方法です

避妊・性病予防のため、性交時に男性器にかぶせて用いるゴム製の用具。サック。スキンのことを呼称します。コンドームは薬局やドラッグストアで販売されています。最近ではコンドームの自動販売機も設置されるようになり簡単に購入できるようになったりインターネット通販でも気軽に購入できます。

また、男性用コンドームが、男性のペニスに装着するのに対し、女性用コンドームは、女性の腟内に装着する女性用避妊具である。外陰部と腟内の双方をおおう構造により、精子の侵入を防ぎ、性感染症に感染する危険も減少する。男女両方の避妊具を装着して性行為はしないようにしましょう。陰部が摩擦を起こして炎症をきたすようなことになります。

コンドームは射精のときだけに装着するのではSTDの予防にはなりません。射精以前にペニスの先から分泌される体液にも、ウィルスがいる可能性があるからです。

アナルセックスやオーラルセックスでも感染防止のためにコンドームの装着が必要です。

コンドームで性病を予防する
セックスパートナーの数が多い人ほどSTD感染の危険が高まるのが上図でもおわかりいただけると思います。STD性行為感染症の予防に対して、いかに無防備であるかがデーターを見てもわかります。


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